■去る8月8日付けで当サイトがレポートを公表したジャスダック上場バイオベンチャー・テラ(社長・矢崎雄一郎)が昨夜、第三者委員会設置を公表した。今年6月にマレーシア・ラブアン等に所在する「E-4B investments」にMSワラントを発行した際にGFA capitalと締結したファイナンシャル・アドバイザリー契約が取締役会の承認を経ていない疑いや、社長の矢崎が社内規則に反して自社株を売却していた疑惑が浮上しているという。テラは昨日に18年12月期2Qの決算を発表する予定であったが、来月に延期となった。(文中敬称略)
- 2018年8月8日付レポート:“ファイナンス中毒”に陥ったジャスダック上場バイオベンチャー・テラ、謎を呼ぶ社長の持株大量処分
- 2018年8月10日付テラ株式会社:第三者委員会の設置及び平成30年12月期第2四半期決算発表延期に関するお知らせ