■今年初めから金融ブローカーの間で話題となっていたジャスダック上場イメージ情報開発(社長・代永衛、以下イメージ情報)が14日、第三者委員会設置を公表した。同社のコンサルティング事業における売上計上の妥当性の他、イメージ情報が乗り出した海砂利採取事業会社、㈱北栄への貸付金の貸倒引当金計上時期などが調査対象となっている。
■当サイトは18年3月26日付レポート「【ミニ情報】迷走するジャスダック上場イメージ情報開発、証券市場“不良業界人”が跋扈」の中で、北栄への融資の引当金計上タイミングが不適切である可能性を指摘している。この案件は外部の金融ブローカーが代永に持ち込んだもので、関係者は「代永が騙されている」と認識しているようだ。イメージ情報はその後も、本業とは関係性が希薄なスポーツ関連事業に手を出し、損失を結果した。
(文中敬称略)