【記事紹介】JCサービスの「細野豪志5000万円」問題で暗躍する大樹総研、菅義偉官房長官など政権中枢と昵懇 『FACTA』1月号


■6月に発覚した細野豪志の選挙資金5000万円受領問題で、資金の出し手であるJC証券とその親会社、JCサービス(社長・中久保正己)の裏側で暗躍する大樹総研に、マスコミ関係者の注目が集まった。今月20日発売の『FACTA』19年1月号「大樹結婚式の政官界『席次表』」は、旧民主党寄りと見られていた大樹総研が実は菅義偉官房長官、二階俊博自民党幹事長とも昵懇の仲である事実を5頁に渡り報じている。
■同誌は2016年5月の大樹総研・矢島義也の結婚式席次表を入手、衆参60名の与野党議員や、20名弱の自治体の首長、各省庁の高級官僚のリストを掲載している。大樹総研が現政権に相当な人間関係を築いていることが一目瞭然だ。また、知られざる大樹総研の日常的な活動も分析している。詳細は同誌記事に譲りたい。
■当サイトがこの間報じてきた、グリーンインフラレンディング親会社JCサービスから、大樹総研は顧問料やコンサルティングフィー名目で多額の資金を引き出しており、JCサービスを巡る一連の問題では数少ない受益者の一人である。
(文中敬称略)

2018年10月9日付レポート:【続報】グリーンインフラレンディング親会社「JCサービス」に破産申立、太陽光発電所開発を巡る違約金などの債務不履行で(10/12 追記有)

2018年6月27日付レポート:【続報】『朝日新聞』報道の細野豪志元環境相「選挙資金5000万」受領、原資はグリーンインフラレンディング親会社「JCサービス」

2018年6月18日付レポート:【続報】グリーンインフラレンディング、親会社「JCサービス」未公開株を買戻し 「自己株式取得罪」に抵触か

2018年6月8日付レポート:【続報】グリーンインフラレンディング親会社「JCサービス」、太陽光発電所売買でトラブル 買主が「騙された」と告発

2018年5月21日付レポート:融資型クラウドファンディング大手「グリーンインフラレンディング」、償還資金を別ファンドで調達、自転車操業状態か

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です