■千葉県内で精神病院の八千代病院(422床)、総合病院の新八千代病院(295床)、成田リハビリテーション病院(100床)などを運営し、従業員数はグループ全体で1200人超の医療法人「心和会」の経営が不安視されている。数年前から、理事長にしてMBAホルダーの荒井宗房が手を出した不動産ビジネスの悪影響が指摘されてきたが、昨年6月に本部事務所が差し押さえられる事態となり、経営危機が表面化してきている。
■心和会が金融業界関係者の間で注目を集めたのは、東証1部上場の不動産会社タカラレーベンとの取引だ。2017年末頃、心和会に出入りしていた不動産ブローカーの手引きで、東京・亀戸に所有していたオフィスビルを相場の約2・5倍と指摘される41億円でタカラレーベンに売却。同時に、心和会が年間3.6億円で20年間、ビルを一棟借りするというもの。長期的に見れば過大な賃料負担があるが、短期的にはまとまった不動産売却収益が得られるはずだった。
■ところが関係者によると、売却収益はブローカーがほとんど独り占めして、心和会には周辺相場の2倍ともいわれる過大な賃料負担だけが残ったという。案の定、心和会は賃料負担で赤字に転落。タカラレーベンとの不可解な取引は金融業界の知るところとなった。だがその後も、不動産ビジネスは続いた。一昨年頃には、東京の小金井や目黒青葉台などの複数の土地を関連会社で取得し、転売するスキームを試みる。結局、物件は東証1部の「寿スピリッツ」社長に転売されたが、心和会は関連会社が結んだ相場の2~3倍の賃料で土地を賃借する契約を保証させられている。
■昨年には、心和会本部の物件が建設会社に差し押さえられる事態が発生している。これも同年中に手を出した不動産取引が原因で、「神奈川県・藤沢の物件の売買を検討したが、最終的に取得を断念。ところが、建設会社がこの物件の工事を受注したとして、工事代金を保証していた心和会に請求がきた」(前出・関係者)という。
■不動産ビジネスで短期利益をあげることに目がくらみ、病院が食い物にされている様子が目に浮かぶ。一連の土地取引に関与している不動産ブローカーは融資詐欺で逮捕歴がある。理事長が「積水ハウス地面師事件」の主犯格に騙されたことがきっかけで入り込んできたようだが、適切な注意力を働かせれば損失を免れたのではないか。
(文中敬称略)
心和会前理事長の荒井宗房はバカすぎる。世間知らずのお坊ちゃんもいいところ。
1200人の従業員がいて全く従業員のことは考えていない。荒井宗房の側近にお友達の仲野というのがいるらししいが、その仲野が荒井宗房を唆したらしい。
荒井宗房と仲野は自分たちの気に入らない従業員がいると、その従業員が辞めざるを得ない状況に追い込んで何人もの従業員をクビにした。
仲野は側近というだけで、何もしごとをせずに1500万円もの給料を貰っていた。その金は従業員が汗水流して稼いだ金である。
熱海の温泉付き保養所を2億円以上で購入したが、従業員はそんな保養所があることは誰も知らない。荒井家が別荘として私的に利用していただけである。
宮古島に健診センターを立ち上げる時も、1回800万円で飛行機をチャーターして家族だけで出かけていたらしい。
そんな医療機関が再生されては世の中のためにならない。
荒井家は永遠に葬り去られるべきである。