昨年の個人の自己破産、13年ぶりに前年より増加 司法統計速報値より


■2016年1年間の個人の自己破産件数が、13年ぶりに前年を上回ったことが分かった。司法統計の昨年12月の速報値によれば、全国の地方裁判所に申し立てられた12月の自然人の自己破産件数は6343件で、昨年1月から12月の累計では64,037件となり、15年の63,856件を上回った。破産事件全体の申立て件数も71,837件と前年の71,533件より増加している。個人の自己破産件数が前年を上回るのは平成15年以来で13年ぶりだ。
■昨年各月の自然人の自己破産件数:1月3770件、2月5200件、3月5977件、4月5819件、5月4934件、6月5817件、7月5005件、8月5230件、9月5335件、10月5330件、11月5277件、12月6343件。
■16年64,037件(速報値)、15年63,856、14年65,189、13年72,048、12年82,668、11年100,510、10年120,930、09年126,265、08年129,508、07年148,248、06年165,932、05年184,422、04年211,402、03年242,357、02年214,638。

※出典:司法統計、過年度の件数は年報の数値

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