OUTSIDERS注意喚起銘柄、最近の動向(2) フィスコ、DLE、郷鉄工所


■フィスコ(ジャスダック:3807)
2月17日:平成28年12月期 決算短信
直近の14日に経常利益353百万円の黒字予想を△1003百万円に下方修正し、2期連続の経常赤字。注目はセグメント業績で、情報サービス事業とインターネット旅行は利益を出しているが、コンサルティング、デバイス、広告代理、ブランドリテールプラットフォーム、その他事業は全滅。特に、のれん計上額が大きいデバイス事業(売上高9,111,540千円、セグメント利益△661,554千円、のれん残高4,430,338千円)とその他(売上高18,911千円、セグメント利益△137,732千円、のれん残高489,279千円)が2期連続赤字なのには今後も警戒が必要だ。なお「その他事業」ののれんの大部分は、当サイト指摘の「ワイン事業」関連と思われる。
2016年6月13日付レポート:投資情報フィスコ、謎のワイン会社買収 原資は傘下ネクスグループの転換社債発行での調達資金か
2016年6月6日付レポート:「レセプト債」資金流出先に投資情報フィスコ(JQ・3807)親会社シークエッジ 破綻したオプティファクターから約4億5千万円

■DLE(東証一部:3686)
2月14日:平成29年6月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結
2015年6月期第1四半期以来の経常赤字。「東京ガールズコレクション」(TGC)関連事業で費用が嵩んだことが主な要因とみられる。2Qの連結売上高は2,318百万円と前期単体の1,402百万円に比べ増加しているが、信用調査会社の情報によるとTGC運営会社㈱Wmediaの過年度の売上高が約2,500百万円(2016年3月期2,795百万円、15年2,627百万円、14年2,274百万円)なので、DLE単体の売上高はほぼ横ばいと見られ、成長はこれまでより鈍化している可能性が高い。
2016年11月11日付レポート:東証一部DLEが野村証券を引受先とするMSワラント発行を開示 資金調達に苦戦か
2016年9月8日付レポート:DLEの「東京ガールズコレクション」中国事業に潜在するリスク アンダーゼットグループが別の「TGC」ライセンスを保有
2016年8月16日付レポート:『現代ビジネス』が財務状況に指摘の東証一部DLE(3686)、「東京ガールズコレクション」への投資にも不透明感

■郷鉄工所(東証二部:6397)
2月14日:平成29年3月期第3四半期報告書の提出遅延及び当社株式の監理銘柄(確認中)への指定見込みに関するお知らせ
当サイトが8月8日にレポートを発表してから、郷鉄工所は「資金の借入に関するお知らせ」を乱発。昨日で合計14回目だ。決算が出せるかという問題よりも、資金繰りで倒れるリスクが高まっている。
2016年8月8日付レポート:東証2部「郷鉄工所」、資金繰りで窮地

(文中敬称略)
本年2月13日付レポート:OUTSIDERS注意喚起銘柄、最近の動向

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