【ミニ情報】監査法人元和、社員脱退相次ぐ 監査法人の存続要件を満たさない状態に


■当サイト既報のNuts偽計事件のあおりを受け、クライアントの離脱が相次いでいる監査法人元和(代表・星山和彦公認会計士)だが、今週にはジャスダック上場トライアイズと同市場・明豊エンタープライズが会計監査人を元和から別の監査法人に変更。その理由として、〈当社の監査を担当してきた主たる公認会計士らが近く脱退する〉と記されており、元和の公認会計士たちも、同法人から離脱し始めていることが明らかになった。
■実は、元和からの公認会計士の離脱は昨年から始まっていた。創立メンバーである山野井俊明会計士が昨年11月末に脱退。山野井は東証1部ランドのサイナーを務めてきたが、昨年に降りていた。代わりに、別の会計士が加入したが、今年1月末で脱退してしまっている。したがって、元和は今年2月から、公認会計士法で定める監査法人の要件である5人の社員数を割っている状態に陥っていた。東証1部ランドと同市場・日本通信はまだ元和を会計監査人としているが、こちらも近いうちに監査法人を変更すると思われる。(文中敬称略、つづく)

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