OUTSIDERS注意喚起銘柄、最近の動向(6) イメージ情報開発、テラ、広済堂


■イメージ情報開発(ジャスダック:3803)
2019年3月8日付:過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ

沖縄・辺野古基地建設等に向けた海砂利採取事業会社・北栄への貸付金の貸倒引当金計上時期が不適切であったとの第三者委員会の認定を受け、過年度の決算を訂正。連結PLでは、14年3月期、16年3月期の最終黒字が赤字に訂正された。結果、イメージ情報は14年3月期から直近期まで4期連続赤字となった。赤字決算を黒字化するのは悪質な不正会計である。なお当サイトは18年3月26日付レポートにて、北栄への貸倒引当金の計上時期が不適切であり、実際は16年3月期も赤字である可能性を指摘していた。

■テラ(ジャスダック:2191)
2019年3月8日付:監査等委員会設置会社移行後の役員人事に関するお知らせ

昨年8月に発覚した主要取引先の医療法人・医創会との不適切な関係や株取引を巡り、昨年9月に社長を解職された創業者・矢﨑雄一郎が、3月27日の株主総会をもって取締役からも退任する。医創会との不適切な関係を巡っては、第三者委員会の調査報告書を踏まえ、発行体や役員が議決権を有していたり役員に就任していなくとも、社長が〈事実上コントロールしている〉ことをもって関連当事者として注記がされるようになった。

■広済堂(東証一部:7868)
2019年3月8日付:(変更)「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」の一部変更について

米系PEファンド・ベインキャピタルとSMBCが就任間もない雇われ社長・土井常由を担いで仕掛けたMBO。1月の当サイトレポート通り、当初から関係者の間でMBOに至るプロセスに疑義が呈される中、アクティビスト投資家の村上世彰の介入や創業家や監査役の反対で大揺れした結果、広済堂は買付価格を610円から700円に引き上げた。3月8日付の変更を見ると、筆頭株主である澤田ホールディングスの応募の意向が事実上、撤回されている。買付価格とMBOのプロセスの両方に疑義がつき、収拾のつかない状況に陥っている。

(文中敬称略)

2018年11月7日付:OUTSIDERS注意喚起銘柄、最近の動向(5) ユーグレナ、DLE、フィスコ
2018年5月28日付:OUTSIDERS注意喚起銘柄、最近の動向(4) ユーグレナ、イグニス、ソルガムHD
2017年12月12日付OUTSIDERS注意喚起銘柄、最近の動向(3) フィスコ、エイベックス、ナック
2017年2月21日付:OUTSIDERS注意喚起銘柄、最近の動向(2) フィスコ、DLE、郷鉄工所
2017年2月13日付:OUTSIDERS注意喚起銘柄、最近の動向

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